またも市議会議員が大人数で。
 愛知県豊川市の市議14人が、12月に宴会を開いていたことがわかり、参加していた市長らが謝罪しました。


 「市民の皆様に不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません」(豊川市 竹本幸夫市長)

 5人以上での会食を控えるよう、政府が国民に呼びかけるなか、12月17日、豊川市議会の最大会派「とよかわ未来」の議員のうち14人が、市内の飲食店で懇親会として、午後6時から2時間宴会を開き、竹本幸夫市長と池田宏生副市長も参加しました。

 宴会は飲食店の2階を貸し切り、一定の間隔がとれるよう6つのテーブルに分かれて行われ、市長と副市長は、1時間ほどで退席したということです。

 「(豊川)市民病院でクラスターが発生していて、感染対策には率先して当たらなければならない立場にありながら軽率な行動であったと深く反省しています」(豊川市 池田宏生副市長)

 一方、宴会を主催した市議は…。

 「(政府は)経済の活性化とコロナのリスクを背負いながら両立で行こうと(政策を)打ち出していたので(懇親会も)1年に1度くらいは良いのではないかと。それが甘かったと言われるなら、批判には受けて立ちます」(とよかわ未来 今泉淳乙市議)

 新型コロナで疲弊する経済を支援するつもりだったと話しました。