オマエラ人生の負け組に教えてやる
基本的なCPR(心肺蘇生法)は銃創とは銃弾によって出来た傷の事。
アメリカのボストンで救急医療医、およびハーバード大学医学部の講師でもある、ジェレミー・サミュエル・ファウスト氏の個人的な意見として、
「基本的なCPRは銃創を救わない」
と述べた記事を発見したんですよー。
要するに
銃で撃たれた人に
心臓マッサージを施すべきではない、
と言っているんですよ。
なぜ心臓マッサージをすべきでないかというと、銃で撃たれて意識がはっきりある場合は別として、心肺停止の状態の時は大抵の場合、弾丸が心臓の壁を損傷させていたり、大動脈などの太い血管を損傷させるなどして大量に内出血や外出血をひきおこしているといいます。
心臓マッサージは人為的に胸骨(肋骨)の上から力を加えて心臓を圧迫させることによって、強制的に心臓を動かして血液を循環させる行為です。効果があるのは、心臓や血管に損傷がない場合に限られます。心臓や血管に損傷があって破れてしまっている場合は、心臓が圧迫されればされるほど、血管から血液が漏れ出て血液が溜まるべきではない体内の空間に血液があふれてしまうとのことなんですよ。
出血性ショックによる心肺停止に心臓マッサージは効果がないばかりか、事態を悪化させる、とジェレミー・サミュエル・ファウスト氏は述べています。この件について書かれた記事には、この意見はジェレミー・サミュエル・ファウスト氏の個人的な見解で彼の務めている病院の見解ではないと断り書きがされていました。彼の意見はアメリカでも少数派の意見なのかもしれません。

人が銃で撃たれて心肺停止した時、救急隊員や外科医はどうやってその人助けるかといえば、直ぐに開胸手術して、弾丸によって損傷し出血している個所を特定して止血することだそうです。
要するに銃で撃たれた人が心肺停止状態になってしまった場合、被害現場で出来ることはなく、助けることはとても難しい、という事みたいなんですよ。