「移住希望」人気は4年連続トップなのに、人口減少・若い女性離れが止まらない「静岡」の“致命的な欠陥”
2024.3.17(日)

「人口70万人割れ」で政令市最下位の静岡市

移住希望人気だけでなく、実際の移住者数も増えている。静岡県のサイトによると、移住者数は2018年の1291人が2022年には2634人まで増えた。過去最高で、5年で2倍以上に増えたことになる。県外からの移住者数が多い自治体の上位は、@浜松市390人、A静岡市255人、B沼津市253人、C富士市241人、D三島市130人──となっている。

 移住相談件数は、2018年の9981件が2022年は1万3496件にまで増加した。実際の移住世代は20〜40代の子育て世帯等が83.6%を占めている。
政令市・静岡市の凋落もひどい。2月の人口は67万5341人。2012年には72万人だったのに、今では70万人割れで20政令市の中で最下位となっている。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79955