【米国・刑事訴訟】
★「《米司法省》 日本企業を起訴 《米海軍艦艇の廃水の不法投棄の容疑》」 (「時事ドットコムニュース:2021年02月18日 11時42分」)

<出典> http://www.jiji.com/jc/article?k=2021021800432&;g=int

「米司法省は2月17日、『米海軍との契約に違反し、海軍艦艇から出る汚染廃水を適切に処理しないまま不法投棄していた』として、『日本の請負業者「関東砿産」(神奈川県横浜市)の今橋聡二郎代表取締役ら幹部3人』を『詐欺などの罪で司法当局が起訴した』と発表した。」

「同社は時事通信の取材に対して、『米国当局の捜査を受けたことを認めた』。その上で「起訴されたとは知らず動揺している。弁護士を通じて対応するため、現時点でのコメントは差し控えたい」としている。」


「司法省・起訴状によると、関東砿産は2007〜20年、横須賀と佐世保、沖縄の『米海軍艦艇から出る含油廃水の処理業務に関する契約(総額約1億2000万ドル(約127億円))を受注していた』。この契約は、日本政府が定める環境基準に従って廃水を処理した上で、海洋に排出するよう規定していた。
 しかし、同社は07年ごろから『「目に見える汚染物だけを取り除くなど最低限の処理」を施しただけで海洋に不法投棄していた疑い』で起訴された。」