この世界は夢だから
イッシキの術のスクナヒコナのように大きくも小さくもできる
雨粒が小さかったり霧雨だったりする時は大きくなって(されて)いるし
雨粒が大きい時は小さくなって(されて)いる
「千と千尋」で豚の父母を見て涙ぐんだときの千尋の涙と
その後ハクのおにぎりを食べている時の涙のサイズが全く違うのはその為だ
後者の場所は前者より小さい地域だからだ

その大小は神の位置にいる存在、特にゲームマスターの操作で如何様にもされる
特定の地域に災害を起こしたい時は、その地を極端に縮小すれば
地震も水害も火災も容易になる
数年前、自分の県が大きな水害に遭った
自分の住む地域とはかなり離れていたので直接的な被害はなかったが
あれは富樫が自分を狙って引き起こしたものだった
それを岸本がずらしてくれた
ここは夢の世界だ
神の位置にいる存在がそれを望まなければ災害は絶対に起きない
自らをイルミナティと称する富樫(本体)らは神の位置にいてはならない存在だ
自分(星漿体)は富樫らイルミナティを排し、岸本をその地位に据えることを宣言する