https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110200931
2021年11月02日17時36分




 京浜急行は2日、品川駅の男性駅員(53)が遺失物の現金やICカードなど約10万3000円相当を着服していたと発表した。「仕事でストレスがあった」と事実関係を認めているといい、同社は処分を検討している。
 同社によると、駅員は2020年10月〜21年9月、遺失物として保管していた現金4万6000円とICカード15枚(約5万7000円相当)を、21回にわたり持ち主に成り済まして返還処理し、着服していた。カードはいずれも無記名で、個人情報の流出はなかった。
 遺失物管理のデータチェックで、始発前の時間帯に返還されたケースがあり、発覚した。同社は、返還手続きを当面2人で行うなど対策を取る。