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毎日新聞 2021/11/6 18:07(最終更新 11/6 18:07) 303文字




 日本社会学会(町村敬志会長)と韓国社会学会(張元皓会長)は6日、新型コロナウイルス禍で停滞している両国の学問的、文化的交流の発展的再開を求める共同声明を出した。

 両学会はこの日、オンラインで共同セミナーを開催。両学会の会長名による共同声明では、コロナ禍で両国の交流が長期的に停滞している現状について「東北アジア地域全体の平和と共存の回復にも否定的な影響をもたらす」と指摘。防疫規則を守りながらも対面の場を拡大できるよう国境移動の自由が回復することを両国政府に求めている。



 声明ではまた、両学会が続けてきた学術交流がコロナ後も萎縮しないよう努力し、若い世代の活発な交流に尽力していくことなどを表明している。