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2021/11/09 17:09


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今年1〜10月の輸出入額、ともに過去最高を更新

(台北中央社)今年1〜10月の輸出入額が通年の過去最高を記録したことが8日に財政部(財務省)が公表した統計で分かった。輸出額は前年同期比30%増の3642億米ドル(約41兆円)、輸入額は同33.7%増の3103億8000万ドル(約35兆円)だった。また今年の年間輸出総額は初めて4000億ドル(約45兆円)を超え、伸び幅は過去11年間で最大となると見込まれている。

同部統計処の蔡美娜処長は台湾の輸出が好調な背景には、世界経済が回復したことや新型コロナウイルス感染状況の落ち着きに伴う購買意欲の向上、新興ハイテク・デジタル転換による商機拡大があると分析。国際的な原材料価格の上昇によって輸出価格が押し上げられたことも寄与したとしている。

10月の輸出額は、前年同月比24.6%増の401億4000万ドル(約4兆6800億円)だった。16カ月連続で前年同月実績を上回ったほか、初めて400億ドル(約4兆5200億円)を突破した。

11月の輸出額については、前年同月より22%〜26%上回る390億ドル(約4兆4000億円)から402億ドル(約4兆5400億円)の間になると予測されている。

(呉佳蓉/編集:荘麗玲)