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2021/11/11(木) 07:24:12.26ID:voIYg8Kt9[ 2021年11月11日 05:30 ]
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初登院した米山隆一氏。取材中、妻で作家・タレント室井佑月の電話に出て話し込む場面も（撮影・岩田浩史）
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衆院選を受けた第206特別国会は10日、召集され、岸田文雄首相（64）＝自民党総裁＝が衆参両院の本会議で行われた首相指名選挙の結果、第101代首相に選出された。初当選した新人議員は午前8時に正門が開くと次々に初登院。妻の室井佑月（51）のサポートを受けて新潟5区で初当選した米山隆一氏（54）は取材中に室井からの電話“室井フォン”に出て“指示”を受け、報道陣を驚かせた。
米山氏が国会に姿を見せたのは、ほかの新人議員らの大半が正門を通り抜けた午前10時45分ごろ。2005年の衆院選を皮切りに、衆参合わせて5度目の挑戦で勝ち取った初当選に「他の人と比べれば長くて感慨深い思いもあるが、大概の仕事は10年や15年かかるもの。（票を）頂いた皆さんの気持ちを生かせるよう、しっかりと頑張りたい」と表情を引き締めた。
選挙戦では、昨年結婚したタレントで作家の室井との“共闘作戦”が注目されたが、1人で登院したこの日も、愛妻のサポートは全開だった。報道陣の質問が続く中、米山氏のスマートフォンに室井からの着信音が響いた。「あっ。室井さん…はい」と電話を取り「今、初登院の場面です。国会を拝見してます」と報告。約30秒で切ると報道陣に「奥さんじゃなきゃ出ないのですが」と照れくさそうに語った。
米山氏によると室井はこの日、地元支援者にあいさつ回り。電話では、新潟選出の参院議員で立憲民主党の森裕子氏に「あいさつに行くように」と指示を受けたという。森氏は、米山氏が当選した16年の新潟県知事選で選対本部長を務めた恩人でもある。今回は社民党推薦で野党統一候補として無所属で出馬したが「いずれは政党に入る」と話しており、今後をにらんだアドバイスの可能性もある。
米山氏は18年、女性問題が報じられ、県知事を辞職した。今回の当選をつかんだのは、室井との円満な夫婦仲を前面に出すことでイメージを挽回できたためとの指摘もある。室井は選挙中、選挙カーに同乗し、米山氏の襟を直すなど仲むつまじい姿を見せた。名プロデューサーぶりが効果を発揮してか、米山氏は開票直後に当確ランプがともる圧勝。室井は「私がしっかり見守っていきます」と宣言していた。
この日のスーツも「妻が一番似合うと言ってくれたのを選びました」と米山氏。国会でも、室井のアドバイスが効果を発揮するか注目される。
