0001ひよこ ★ [ニダ]
2021/11/17(水) 11:12:03.26ID:FsO9Mmov9毎日新聞 2021/11/17 09:34(最終更新 11/17 11:00) 496文字
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アルメニア/アゼルバイジャン
係争地ナゴルノカラバフを巡り対立を続ける旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアが16日、国境付近での戦闘を再燃させた。インタファクス通信などによると、アルメニア側で15人が死亡した可能性があり、アゼルバイジャンにも被害が出ているとみられる。両国と関係の深いロシアが仲介に乗り出している。
両国の国境付近では13日以降、銃撃戦などが続き、16日に戦闘が激化。アルメニアの防御陣地の一部をアゼルバイジャン軍が攻撃し、アルメニア軍の12人が捕虜になった。アルメニアの議会関係者は地元メディアに15人が死亡したと明かした。アゼルバイジャン軍にも負傷者が出ている模様だ。お互いが相手側の挑発行為を非難しており、ロシアのショイグ国防相が16日、両国の国防相と協議し、戦闘が止まったという。
両国はアルメニア系住民の多いアゼルバイジャン領のナゴルノカラバフを巡って対立が続いている。2020年秋には少なくとも約7000人が死亡したとされる大規模な紛争に発展し、同11月にロシアの仲介で停戦合意が結ばれた。だが、その後も両国間の未確定の国境地帯などを巡り、銃撃戦や小規模な衝突が続いている。【モスクワ前谷宏】