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2021年12月07日07時19分

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中国不動産開発大手、中国恒大集団のビル(手前)=10月22日、上海(EPA時事)




 【北京時事】経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団がデフォルト(債務不履行)の瀬戸際に立たされている。未払いとなっているドル建て社債の利息について、猶予期限が切れる米東部時間6日(日本時間7日)までに支払うことができなければデフォルトとなるが、同社は資金の確保は不透明としており、緊張が高まっている。


 恒大は資金繰り難から、先月6日に期日を迎えた子会社発行の社債の利息8250万ドル(約93億円)を払えず、30日間の猶予期間に入った。ロイター通信によると、アジア時間帯の今月6日夕方までに一部債権者への利払いはなかったという。