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2022年1月12日 7時26分スポーツ報知

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橋下徹氏



 元大阪府知事の橋下徹氏が12日、自身のツイッターを更新した。

 橋下氏は「コロナ救済で入試柔軟化 共通テなし2次試験で合否」と題したネット記事をアップした。記事は新型コロナウイルス感染の急増を受けた文部科学省の大学入試への対応がまとまったことを伝えている。

 この報道を受け橋下氏は「文科省は大丈夫か?ついこの間まで濃厚接触者には受験させないとバカな方針を立てて世間から猛批判を食らったら、今度は入試の公正さをボロボロにする案。頭を使ってないねー」とつづった。さらに「世間からの批判、官邸からの叱責をただただ回避するための行動様式。信条、理念が全くない。これまで秋入学を否定し、オンライン教育を否定し、飛び級留年制度を否定してきたツケが一気に噴き出してきた。もはや官僚では対応不可。こういうときこそ政治の出番」とツイートした。

 続けて「大学入試時期を柔軟にする今回の文科省案は4月入学(始業)3月卒業(修了)という履修主義を改めて、個人の能力に合わせた習得主義にする大チャンス。習得主義にすれば登校は原則にならず、オンラインのフル活用。すると不登校や学年という概念がなくなる。卒業時期も統一されず新卒一括採用が崩れる」とし「ということで大学入試の柔軟化には賛成だが文科省にはここまでの考えはなく今回限りにするだろう。しかもコロナ感染・濃厚接触受験生への特例。その途端一般受験生から不公平だ!との批判が上がる。今回の柔軟化は恒久制度を目指し、一般受験生にも同じチャンスを与えるべき。文科省、頑張れ!」と提言していた。