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2022年1月26日 16時25分スポーツ報知

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会見を行った泉田裕彦氏(写真左)と郷原信郎弁護士



 自民党の泉田裕彦国土交通政務官は26日、昨年10月の衆院選で自民党新潟県連元会長・星野伊佐夫氏から裏金を要求されたと主張している問題を巡り、国会内で会見を行った。

 12月から郷原総合コンプライアンス法律事務所による、泉田氏や秘書のヒアリングが行われ、調査がまとまったことをこの日、報告した。会見には泉田氏、郷原信郎代表弁護士が出席した。

 調査報告によると、録音データの改ざんの有無については、音声に不審な点はなく、録音データを精査しても、音声が途切れている箇所も見当たらず、改ざんはなかったものと判断された。

 また、自民党新潟県連に対しては、調査結果がまとめられた場合には、適切かつ厳正な処分をすべきであるとした。

 星野氏は12月20日に党県連に離党届提出し、受理されたが、泉田氏の主張に関しては「事実無根」と否定を続けている。今回の調査では、星野氏にもヒアリングを依頼したが、断固拒否されたという。

 泉田氏は、今後について「法的措置も排除せず検討したい。違法行為は、正していく必要がある」と強調した。