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2022/01/31(月) 20:20:13.03ID:u2sX35h09毎日新聞 2022/1/31 19:21(最終更新 1/31 19:21) 376文字
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広島高裁、広島地裁、広島簡裁が入る庁舎=手呂内朱梨撮影
TBSが放映した臓器移植を巡るテレビ番組で精神的苦痛を受けたとして、臓器を提供した男児(当時1歳)の両親が、TBSや手術をした岡山大などに損害賠償を求めた訴訟は31日、広島高裁(横溝邦彦裁判長)で和解が成立した。両親の代理人が明らかにした。和解の内容は非公表。
番組は、2017年5月に実施された脳死肺移植を巡り、執刀医に密着取材した内容。両親は取材について事前に説明がなく、肺がモザイクなしに映されるなど「故人をしのぶ権利やプライバシーが侵害された」と主張していた。
訴訟のうち、日本臓器移植ネットワークへの請求は21年7月の1審・広島地裁判決で原告敗訴が確定。TBSや岡山大などへの計1500万円分の請求について両親が控訴していた。
TBSは「本件も踏まえ、番組制作や放送に当たって細心の配慮を行うよう徹底する」とのコメントを出した。【中島昭浩】