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2022年2月1日 9時51分スポーツ報知

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東京・六本木のテレビ朝日



 1日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、都内の1月31日の新規感染者数が月曜日としては過去最多の1万1751人を数えるなど感染が急拡大している新型コロナウイルスについて特集した。

 濃厚接触者の待機期間について各自治体などで異なり混乱が生じていることについて、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「ずっと前から言ってますけど、検査を使って陰性であれば、社会を回していくということを最初からやりませんでしたよね。そういうことを考えてませんでしたよね」とまず指摘。

 「検査で陰性だったら医療従事者はそれで社会を回すってことが認められていた。それは一般でもまったく同じことなんですよ。PCR(検査)を拡充するつもりがもうないのであれば、次は抗原キットだったんですよ。僕はPCRを拡充しても良かったと思っていたけど、国が拡充しないと言うのであれば、じゃあ、次の手段である抗原キットをもっと拡充すべきだった」と続け、「国の場合はPCRが足りなくなると、いきなり抗原キットをすっ飛ばして、検査しなくても診断つけていいみたいなジャンプ、飛び方をするじゃないですか? なんでこういう風になっちゃうんだろう」と疑問を呈した。

 さらに「医療従事者が毎日、検査をして働いていいというのであれば、医療従事者以外だってそうなんですよ。アメリカのバイデン大統領は10億本の抗原キットを国民に配ると打ち出した。ああいう戦略を日本だって取れなかったわけではないと思うんですけど、なんでいまだに検査が足りないとか言っているのかっていうのが毎回、毎回…。日本の場合、検査に関する不毛な戦いが最初からあるんですよ」と声を荒らげていた。