https://japan.focustaiwan.tw/travel/202202120003
2022/02/12 15:04



https://imgcdn.cna.com.tw/Jpn/WebJpnPhotos/1024/2022/20220212/1024x768_810719703638.jpg
台湾東部海域で未明に2度の地震 気象局「1月3日の揺れの余震か」=資料写真

(台北中央社)12日未明、台湾東部海域を震源とする地震が2回起きた。これについて中央気象局は同日、いずれも先月3日に起きたマグニチュード(M)6.0の地震(最大震度4)の余震と考えられると発表した。

同局によると、12日午前0時43分ごろ、台湾東部海域を震源とするM5.6の地震があった。最大震度は北東部・宜蘭県や東部・花蓮県で観測した震度3。同2時19分ごろには、同海域を震源とするM4.3の地震があった。最大震度は宜蘭県や花蓮県、中部・彰化県、同・雲林県などで観測した震度1。

同局地震観測センターの陳国昌主任によると、同海域では昨年11月から地震が複数回発生していたとし、「先月3日の地震の前震だ」と指摘。同4日にもM5.1の地震があり、その後先月末までにM4以下の地震が8回起きていたという。

陳氏は、大きな余震が本震発生後1カ月以上たって起きたことについて「非常に珍しい」と語った。また今後2〜3日間はM4以上の地震が起きる可能性があるとの見方を示した。

(余暁涵/編集:齊藤啓介)