内藤佐和子・徳島市長の解職請求(リコール)を目指して署名活動を実施した市民団体「内藤市長リコール住民投票の会」(代表=久次米尚武元市議)は3日、署名が途中集計で7万1025筆に達したと公表した。リコールに必要な市内の有権者数の3分の1(1日時点で7万660人)以上となったため、会は4日午後に市選挙管理委員会に署名簿を提出する方針。

 署名は1月27日から2月27日までの1カ月間に集められた。署名簿が提出されれば、市選管は署名が有効か無効かを20日以内に審査し、7日間の縦覧期間に異議の申し出がなければ確定する。有効署名が必要数を満たしていれば5日以内に本請求され、60日以内に市長解職の賛否を問う住民投票が実施される。

 署名簿の提出期限は3月4日午後5時。会は「まだ回収できていない署名簿が相当ある」として、当初「2日まで」としていた署名簿回収期間を「4日午後3時まで」に延長し、ぎりぎりまで署名数の上積みを図る。【三野雅弘】

毎日新聞 2022/3/3 16:04(最終更新 3/3 18:53) 415文字
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