長崎県佐世保市の市立中学校で男子生徒の肛門に灯油用ポンプを挿すいじめがあったことが分かりました。
11月中旬の昼休み、同じ部活動の1、2年生複数人が体育館で基礎トレーニングをしていた際、2年生が1年生の男子生徒の肛門に
体育館のワックス掛けの時に使う灯油用ポンプの先端を挿しました。挿された生徒は全治1週間のけがをし、精神的ショックで登校
できなくなっています。当日、学校と市教委は事実を把握し、市教委はいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定しました。
警察は傷害容疑を視野に調べています。校長は「被害生徒の心のケアを最優先に取り組んでいる。ほかの生徒たちにはいじめを
しないよう人権的な指導をし、必要であればカウンセリングを行うことを伝えた」としています。

ncc長崎文化放送 2022年12月10日
https://www.ncctv.co.jp/news/109829.html