毎日新聞 2023/3/1 11:52(最終更新 3/2 03:27)

 全国各地の多くの公立高校で1日、卒業式があった。今年の卒業式について、文部科学省は2月、児童生徒や教職員は歌唱などの場面を除いて「マスクを外すことを基本」とする通知を教育委員会などに出した。
福岡市中央区の県立福岡中央高校で式に臨んだ卒業生341人はマスクを外して入場したが、席に着いた後はほぼ全員がマスクを着用して式が進んだ。



マスク外して入場

 同校では、入退場時は卒業生の晴れやかな顔を来賓らに見てもらおうとマスクを外すよう生徒たちに促した。式典中のマスク着用は国歌や校歌斉唱時以外は個人の判断に委ねた。

 3年間の新型コロナウイルス禍で素顔を覆ったままの生活を強いられた卒業生は、マスクを外し、気恥ずかしそうな表情で入場。席に着くと、ほぼ全員がマスクを着けた。
式典では3年ぶりに卒業生の名前を1人ずつ呼ぶ点呼が実施され、ほとんどの生徒がマスクを着けたまま返事をした。

     ===== 後略 =====
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https://mainichi.jp/articles/20230301/k00/00m/040/064000c