2023年5月10日 6時49分

アメリカの複数のメディアによりますと、トランプ前大統領から1990年代に性的暴行を受けたなどとして元コラムニストの女性が損害賠償を求めていた裁判で、
ニューヨークの連邦地裁の陪審は9日、トランプ氏に対して500万ドル、日本円にしておよそ6億7600万円の支払いを命じました。
陪審は女性が訴えていた性的暴行の被害については認めませんでしたが、無理やり体を触るなどした性的虐待と名誉毀損については認める判断をしました。

これについてトランプ氏は自身のソーシャルメディアに「この女性が誰なのかまったく知らない。この評決は侮辱であり、史上最大の政治的迫害の続きだ」と投稿しました。

アメリカメディアによりますと、トランプ氏は上訴する予定だということですが、立候補を表明している来年の大統領選挙に影響が出る可能性も指摘されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230510/amp/k10014062441000.html