0001蚤の市 ★ [AR]
2023/07/20(木) 11:22:15.19ID:mFkUuHHs9◇
書評家として数々の小説を読んできましたが、昔の小説では、結婚した翌年には子どもがいるのが当たり前でした。今の若い作家が書く小説では、夫婦が子どもを持つか持たないか、持てるかで悩む設定がよく出てきます。
文学は社会の空気を反映することが多い。バブル期は浮足だった世相の中で、子どものいない夫婦が「DINKS」ともてはやされました。今は、共働きでも生活するのがやっとで、子どもを持つか考えるまでもいかない夫婦が少なくない。新人賞の応募作を読んでいると、そうした「ノーキッズ」の暗黒面を書く作品によく出会います。
「望まない妊娠」というパターン
妊娠や出産は、そのマイナス…(以下有料版で,残り1020文字)
毎日新聞 2023年7月20日 9時00分
https://www.asahi.com/articles/ASR7L5FHBR7LUTIL007.html?iref=comtop_7_03