ケイン「カメリーオ…カメリーオ……カメリーオ」カメリーオ「……貴方は…」
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ケイン「私はケイン、お前の生みの親だよ、スティング・カメリーオ」
カメリーオ「"スティング・カメリーオ"…それがワタシの名…前…」
ケイン「"カメリーオ"、そう、カメレオン、『可能性の獣』を意味する名前だ。お前は自分で考え行動する新しいタイプのロボットになるんだよ」
月日は経ち…
ケイン「ふぅ…」
カメリーオ「どうしました?博士。お疲れの様子ですが」 ケイン「カメリーオ、お前は本当に人間と同じようだな。だがそれだけに…思考や心の意味でお前のような極めて自分達に近いものを受け入れるには、人類はまだ幼すぎるのかもしれん…。人は…お前の無限の進化の可能性を危険に感じるかもしれない。スティング(針)という単語には危険な要素もあるのだ」
更に月日は経ち…
ケイン「すまないカメリーオ、お前を世の中に出してやるには、時間が足りなかった」
カメリーオ「ケイン博士」
ケイン「私はお前に悩み、そして進化を戦い取る力を与えた。だが、それをまだ解放するわけにはいかないのだ」
カメリーオ「博士、私はこの力を正しい事の為に使います。希望と未来の為に」
ケイン「あぁ…もちろん私もそう信じている。カメリーオ、お前がその正しい心を持ち続けるという事を、いつしか人々が、世界がそう願う事を」
カメリーオ「博士…」
ケイン「おやすみ…カメリーオ…私の…世界の希望…」 幾度の戦争を終結させた伝説の英雄スティング・カメリーオは、戦災後の復興と、人間とレプリロイドの安息の地を目指して新国家「ヘブン」を建国する。
ヘブンの統治者に就任したカメリーオは、合理的に考え、最優先に戦争で枯渇したエネルギーの減少問題を一気に解決する新エネルギーの研究開発を最高の天才科学者シエル博士に命じた。
カメリーオの命令でヘブン政府の支援の下、シエル博士は新エネルギーの雛型としてまず「システマ・シエル」を開発し、そしてついに革命エネルギー「システマ・ブロッサム」を開発。
このエネルギーの浸透と拡大によってエネルギー問題は完全解決した。 理想郷の指導者カメリーオに仕えるヘブン四天使ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエルはカメリーオのDNAデータから作られたクローンレプリロイドであり、名前はキリスト教の4大天使が由来だが、姿は4体ともカメレオン型である。
四天使は四天王をもじった造語 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています