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小川淳也政調会長(左)と辻元清美氏(東スポWeb)

 立憲民主党の小川淳也政調会長(50)は16日の定例会見で、元衆院議員の辻元清美氏(61)について大いに語った。

 ネット署名サイト「change.org」で辻元氏を「再び国政に送り出そう」との署名活動が話題になったことについて、小川氏は「人気度の高い方ですから、そうした声がネット上に溢れているのであれば当然のことだと受け止めています」とした。

 立民は来年の参院選に向けて動き始めており、今週、元TBSニュースキャスターで現職・杉尾秀哉参院議員の長野選挙区での公認を発表。また、改選数1の1人区については野党間で候補者一本化を目指す方針を示している。

 そんななか注目を集めるのが立民が党として辻元氏に参議院に鞍替え出馬を打診するか否かだ。過去に日本維新の会では鈴木宗男参院議員が衆院議員から参院議員に鞍替えした例がある。

 小川氏は「(来年は)沖縄の選挙(名護市長選)もそうですし、直接、選挙対策を政調会長の立場で、直接的に言及することは控えたいと思います」とした上で、「一般論で、私も(辻元氏に)非常にお世話になった、また、それがあるなしに関わらず、有能で魅力的な非常に際立った存在感を放つ方ですから、どういう形であれ一刻も早く国政の場に復帰していただきたいという願いを後輩のひとりとして持っています」と話すにとどめた。

 辻元氏は自身のツイッターで大阪の介護施設でボランティアを始めたことを報告しているが、森友文書改ざん訴訟を国が突然終了したことには「こんな理不尽、国会で放っておいたらアカン」と怒り心頭の様子。はたして鞍替え出馬を検討するのだろうか。

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