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トンガの首都ヌクアロファの俯瞰写真(火山噴火前の様子) Photo: Getty Images

トンガ沖で発生した海底火山の大規模な噴火により、トンガでは津波や噴煙などによる甚大な被害が予想されている。火山の噴火以降、トンガは通信が途絶えている状況が続いており、被害の詳しい状況が判明していない。ネット上の動画や写真も通信が遮断される前のものばかりだ。

津波の映像を見ると、日本人は誰もが2011年の東日本大震災を思い出すだろう。当時はトンガから義捐金20万パアンガ(約900万円)が日本に寄付されたこともあり、ネット上には「いまこそ恩返しするときだ」との声も多く見られる。

そんななか、東京オリンピックの開会式でトンガ代表の旗手を務めたピタ・タウファトファ選手がGoFundMeで寄付を呼びかけている。

火山の噴火当時、彼自身はオーストラリアに滞在していたため無事だったが、「ハアパイ島の知事を務めている父親や家族とは連絡が取れていない」という。「最初の資金は最も必要としている人たち、インフラや学校、病院などの被害に対して優先的に使う」としている。

タウファトファ選手のメッセージも記されたGoFundMeのプロジェクトページはこちらからアクセスできます。

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