外はカリッ!中はふんわり!皆、大好きな「たこ焼き」ですが、実は今、その主役のタコに異変が起きているというのです。

 芋蛸・槌谷俊彦代表取締役:「致命傷よ。(仕入れ先が)納入に対して、在庫が切れた場合、確約ができないと」

 仕入れ先から、突然、次のタコの入荷が確約できなくなったと言われたという、たこ焼き店の主人。その理由とは?

 槌谷俊彦代表取締役:「コンテナをさばく人間がコロナで、人員が足りない。皆、各地で止まったままで、新しい荷物が運べない」

 この店をはじめ、多くのたこ焼き店で使われているのは、アフリカ・モーリタニア産のタコです。

 うまみと適度な弾力がたこ焼きに最適といわれますが、新型コロナによる人手不足で輸入が滞っているというのです。さらに…。

 槌谷俊彦代表取締役:「(タコの仕入れ値が)1キロあたり500円上がった。異常事態ですよ。商売できない」

 違う産地のタコを使うことも考えているといいますが、それも簡単ではないようです。

 槌谷俊彦代表取締役:「ここまでせっかく研究して、この味を出して。タコの煮汁がね、メインなんですよね、味っていうのは。どこのタコを使うのか、また試行錯誤。一から出直しですよ」

(「グッド!モーニング」2022年2月7日放送分より)

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000244038.html