https://www.sankei.com/resizer/cUd3DWDApz8g5OMkW8n8Q-zltvg=/730x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/3ZBKCK5GGRJFVDSKNJAK6EMBIY.jpg
ジュリア・ミント

ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

日本ではオミクロン株の流行で連日多くの新規感染者が出ていると聞いていますが、こちらロシアでも感染者の数は急速に増加しており、連日過去最高の感染者数を更新する日々が続いています。そのためか、ロシアでは陰謀論を議論する人の数も増えています。

最も多く語られる陰謀論は世界の政治やメディアを支配する闇の政府(ディープステート)が地球上の人口を減らすことを目的としてコロナウイルスを広めたというものです。

もちろん、このような議論はパンデミックの前からすでに一部の人々の間でいわれてきたことであり、現在ネット上にはこの陰謀論を裏付けるような情報が散見されています。

コロナが蔓延(まんえん)すると、こちらでは医療用マスクに有害物質が含まれているという情報にも注目が集まっていました。

中には顕微鏡を使ってマスクの内側までのぞく人がいて、マスクの中に極小の環形動物がこびり付いていたというビデオまで発表されると、ロシア人のマスク嫌いも相まって電光石火の速さで情報は拡散されていきました。

その他では、1990年代後半のアメリカから発生したケムトレイルと呼ばれる陰謀論に興味を持っているロシア人も少なくありません。

その陰謀論の内容は、人口抑制のためにジェット機から私たちの地上に向けて化学物質、放射性物質や重金属などに加え、コロナウイルスのような生物兵器を空中からひそかに散布しているというものです。

陰謀論に拍車をかけるように、ネット上では高度1万メートルの上空からケムトレイルを散布したというパイロットの告白記事や学説などを見つけることができます。

私の友人の一人などもケムトレイル信奉者で、多くの飛行機が彼女の暮らすエリアの上空を飛んだ日にだけ気分が悪くなるといい、偶然同じ日に風邪をひいた数人の知人も彼女と同じ意見を持っていました。

さらに、他の信奉者の話によるとすべての飛行機雲がケムトレイルであるとは限らず、ある痕跡模様によってそれらを識別できるといい、痕跡後の天気がどのように変化するのかにも注目しているそうです。

このように、2年に及ぶパンデミックの影響で人々の不安のレベルが上がると、昔からささやかれていたさまざまな陰謀論が再び注目されていきますが、一番の問題はわが国ではいまだ多くの人々がコロナウイルスの存在自体を否定しているということです!

https://www.zakzak.co.jp/article/20220209-6MJKL62J75KBFJK4Y363EFBSTI/