約4年間にわたり、同僚に対し、あいさつを無視したり、舌打ちしたりするなどの行為を繰り返したのはハラスメントに当たるとして、堺市教育委員会は14日、市立小学校の女性教諭(41)を戒告の懲戒処分とした。

 市教委によると女性教諭は2017年度〜20年12月、同僚の30代女性教諭のあいさつを無視したほか、ため息や舌打ちを繰り返したという。机に乱暴に物を置く、扉を強く閉めるといった行為、職員会議で自分と異なる意見が出ると、大声を出したり物に当たったりすることもあり、歴代の校長らが注意していた。

 市教委に対し「仕事への姿勢や価値観が違い、感情が抑えられなかった」と話しているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220215-OYT1T50168/