0001きつねうどん ★
2022/02/21(月) 12:28:15.95ID:CAP_USERhttps://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/02/20220215_toyota_probox_001-650x433.jpg
荷物の積載性が最優先! 走れる商用バン「プロボックス」
高速道路を走行中、追い越し車線をかなりのペースで走り去っていく「商用バン」を見かけた経験はありませんか。
「なぜそんなに飛ばす?」と同時に「なぜそこまで飛ばせるのか?」と思ったことがある人も多いでしょう。
商用バンのなかでも絶大な人気を誇っているのがトヨタ「プロボックス」です。そしてこのプロボックスがやたらと速く、ヘタすりゃ「高速最速!?」とまでウワサされています。
なぜ商用バン(とくにプロボックス)が高速で速く走れるのでしょうか。
高速道路で激速なトヨタ「プロボックス」
商用バンは分類として「小型貨物自動車」に該当し、全長4.7m以下×全幅1.7m以下×全高2.0m以下というボディサイズと、エンジンの排気量は2,000ccまで(ディーゼルは無制限)が大まかに規定されています。
これに荷室のフロア面積が1平方メートル、(後席を使用しても)荷室面積が後席スペース以上で、後部座席の定員重量より積載可能な重量が大きい必要があります。
サイズ的にはいわゆる5ナンバーサイズ以下のワゴンボディか、キャブオーバーのワンボックスタイプかに分かれますが、今回の主役はワゴンタイプのボディです。
現在はトヨタのプロボックスと日産「AD」が販売されており、そのほかのメーカーが販売する商用バンは、それら2モデルのOEM車となっています。
通常の商用バンはまず乗用車ありきで、ベース車の装備を簡素化したり荷室部分を適合させるため改良されたりするのが一般的でした。
実際、ADは4代目「ウイングロード」と基本構造を共有していますが、プロボックスは独立車種としてエクステリアも専用となっており、デビュー当時の「ヴィッツ」のパーツを流用しつつも、その高い実用性とシンプルなエクステリアで、カスタムのベース車両としても人気があります。
そんな商用バンが高速道路で速く走れるのには構造的に秘密があるようです。
商用バンが高速で速い理由はいくつかありますが、まずは車重の軽さによるフットワークの良さがあります。
現行のプロボックスには1.3リッターと1.5リッターエンジン、または1.5リッターのハイブリッドがありますが、車重が1090kgから1160kgに抑えられているのが大きなポイントとなります。