0001きつねうどん ★
2022/02/22(火) 19:14:54.90ID:CAP_USERちばてつやさん
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つげ義春さん
日本芸術院(高階秀爾院長)は22日、今年度の新会員9人を発表した。漫画家として初めて、ちばてつやさん(83)と、つげ義春さん(84)の2人が選ばれた。同院は閉鎖性への批判などを受け、今年度から対象分野に「写真・映像」「デザイン」「マンガ」「映画」を加え、外部有識者も関与する選考方法に改めた。3月1日付で文部科学相が発令する。新会員の名前と推薦理由は次の通り。(敬称略)
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千住博(64)(絵画)=日本画の新しい可能性と表現を確立した。ベネチア・ビエンナーレで名誉賞を受賞したほか、各国で個展を開き、日本画の普及や啓発、国際展開にも尽力している。東京都生まれ。
宮瀬富之(80)(彫刻)(本名・富夫)=日本の彫刻界の発展に寄与してきた。確かなデッサンの上に、自然観察から得た心象風景を作品の内に融合させ独特な立体表現を志している。京都府生まれ。
星弘道(77)(書)=強靱(きょうじん)な線や豊潤な線など変幻自在な筆線を作中に表現し、独自の世界を展開。全日本書道連盟理事長を務め、教育の充実や国内外との交流にも尽力してきた。栃木県生まれ。
伊東豊雄(80)(建築・デザイン)=外壁がガラスの文化施設「せんだいメディアテーク」(仙台市)が情報化時代の都市の象徴となるなど、先鋭的な問題意識で新たな建築を提示してきた。韓国・ソウル生まれ。
五木寛之(89)(小説・戯曲)=代表作「青春の門」などで現代日本を代表するベストセラー作家に。「風の王国」「大河の一滴」「百寺巡礼」など歴史や仏教を題材にした作品も多い。福岡県生まれ。
ちばてつや(83)(マンガ)(本名・千葉徹弥)=「あしたのジョー」が同時代の若者文化を代表する作品に。スポーツマンガ興隆への貢献だけでなく、少女マンガでも後進に影響を与えた。東京都生まれ。
つげ義春(84)(マンガ)(本名・柘植義春)=小さなエピソードに不条理をうかがわせる文学的な表現で、自己表現としてマンガを捉える青年たちに絶大な影響を与えた。代表作に「ねじ式」。東京都生まれ。
野村万作(90)(能楽)(本名・野村二朗)=「釣狐(つりぎつね)」「花子」などの大曲を若くして演じ、繰り返し披露してきた。伝統芸能の普及にも尽くす。狂言界を代表する一人。東京都生まれ。
小沢征爾(86)(洋楽)=指揮者として世界の一流オーケストラや歌劇場で活躍し、ボストン交響楽団やウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。音楽祭や若手育成にも力を注いできた。中国・瀋陽生まれ。
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