石川県輪島市のスーパーで買った刺身を食べた男性が食中毒となり、県はこのスーパーの魚介類販売部門を4日、営業停止処分としました。

 食中毒が発生したのは輪島市門前町のAコープもんぜん店です。

 能登北部保健福祉センターによりますと、3日輪島市内の医療機関から「腹痛を訴えた60代の男性患者の胃からアニサキスを検出した」と連絡がありました。

 男性は2日夕方、このスーパーで購入したイワシの刺身を自宅で食べていて、能登北部保健福祉センターではこの店が提供した刺身による食中毒と断定し、1日スーパーの魚介類販売部門を営業停止処分としました。

 男性の症状は回復傾向にあるということです。

 県内での食中毒による患者は今年度これで76人となり、前年度の同時期に比べて3倍以上確認されています。

https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00247943