[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

晩婚化により、50代の結婚相談所利用者も増加
 春が近づいて恋の季節がやってきました。コロナで出会いがかなり減っていた方も合コンの予定が入ってきたなど、少しずつ人の流れも戻ってきているように感じます。

 しかしながら、出会いというのは多ければいいわけでもなく、結婚をしたい場合、やはり「どこで、どう出会うか?」は考えていかなければ、かなり遠回りをするハメになります。

 最近、私のところには、50代男性の婚活相談がよくきます。

50代で結婚できる人がやっていたこと
 50代に突入しての婚活はどんな人であっても難しい戦いになるのはデータでも出ており、50代前半で初めての結婚をした人の確率というのは男性で約0.7%、女性で約0.3%。

 50歳で結婚していない人のことを「生涯未婚率」と定義付けして統計データを発表していることからもわかるように、50歳からの結婚というのは簡単ではなく、結婚歴がある方でもなかなか思うように進まないことが多いです。

 しかし、確率のうえではかなり希少とはいえ、間違いなく結婚できている男女はいます。今まで50歳以降の婚活もプロデュースしてきましたが、その経験から「結婚できる人」になるには「40代どんなふうに過ごしていたか?」が何よりも重要だと感じています。

 今回は50代での2人の実例から、後悔のない50代にするための40代の過ごし方についてお伝えします。

50代で婚活をスタートさせた2人の男性
 トオルさん(仮名・53歳)は20代で3年間の結婚を経験しているバツイチの方。離婚後は仕事に邁進し、彼女らしい彼女も作らずに頑張ってきました。

 48歳のときに「やっぱり子供が欲しい」という気持ちが湧き上がったようで婚活をスタート。当初は婚活アプリで頑張っていたものの、アラフィフの婚活の難しさを実感。50代になると結婚相談所での出会いが一番多いことを知り、ご入会となりました。

 ケンイチさん(仮名・50歳)も30代で離婚を経験し、その後は結婚をまったく意識せずにさまざまな女性とお付き合いをしてきたようですが、元奥さまが再婚をしたということを知り、自分自身も再婚を意識し、ご相談にきました。