https://www.cnn.co.jp/storage/2022/03/24/e3188f270019751b9b4d06a8169ab593/t/768/511/d/2f8b1da6-cd03-4284-886c-92798c0be504-thumbnail.jpg
キエフ郊外を巡回するウクライナの兵士ら=23日/Atef Safadi/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) 米国防総省高官は23日、記者団に対し、ウクライナ軍がキエフ東郊の前線でロシア軍を押し戻したことを明らかにした。

同高官によると、ロシア軍は現在、キエフ中心部から東に約55キロ離れた位置にいる。前日の位置に比べ中心部までの距離は25〜35キロ増えた。

キエフ中心部の北西側では、ロシア軍は防御陣地の構築を進めているという。市中心部までの距離は縮まっておらず、依然として北西15〜20キロの位置にとどまっている。

同高官は一方で、ロシア軍はウクライナ東部ドンバス地域で活動を活発化させており、ルガンスク、ドネツク両地域に一段と注力していると指摘した。ロシア大統領府は先月の侵攻に先立ち、両地域を独立国と宣言していた。

https://www.cnn.co.jp/world/35185295.html