ロシア兵が、仲間の惨状に抗議するため、戦車で指揮官を轢いたようだ。

ロシア軍のユーリ・メドベージェフ大佐が足に重傷を負い入院しているという情報がすでに伝えられていたが、実はメドベージェフ大佐は、部下に戦車で轢かれ、両足を骨折していたことが最近分かった。

2週間前にロシア軍が公開した映像では、メドベージェフ大佐が国境を越えてベラルーシの病院に搬送される様子が映っていた。
当時は戦闘で負傷したものとみられていたが、ウクライナ人の著名ジャーナリストであるロマン・ツィンバリュク氏が、この映像について異なる報告をしている。

それによると、メドベージェフ大佐が部下に轢かれたのは、部隊の兵士1,500人のうち750人が負傷または死亡したことに激怒した部下がいたためだという。
メドベージェフを轢いたとされる兵士がその後どうなったかは不明だ。メドベージェフ大佐は勇気勲章を授与された。

ツィンバリュク氏によると、戦車大隊の軍人が、旅団長ユーリ・メドベージェフ大佐に友人や同僚の死を告発し、戦闘中に司令官を戦車で轢き、両足を負傷させたという。
ロシアは壊滅的な損失に直面している。CNNは最近、NATO軍関係者の話として、ロシア軍は最大で1万5千人の兵士が戦死し、3万~4万人が捕虜になったとの推定値を伝えた。

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