https://static.chunichi.co.jp/image/article/size1/4/0/b/c/40bca42c811ed0f11ea51553f31ad08a_1.jpg
落合博満さん

 選手として三冠王3度獲得、元中日監督の落合博満さん(68)が3日、TBSテレビ系の情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナー「週刊御意見番」に出演、BIGBOSS新庄剛志新監督のもと、パ・リーグ開幕8試合で1勝7敗と苦しむ日本ハムについて「日本ハムの野球分からないんだ。何を考えているのか皆目見当がつかない」などと感想を語った。

 パ・リーグのVTRを見た後に、司会の関口宏(68)から感想を求められ、「順調に来ているんじゃないですか、ソフトバンク7連勝あってもおかしくない。去年負けたのはなぜ負けたのかというクエスチョンマークがつく」と解説。

 さらに、落合さんも所属した日本ハムについて聞かれると、新庄監督の意図が読めないと話し、同じく出演した元DeNA監督の野球評論家中畑清さん(68)が「言っている内容もちょっと、監督として発言していい内容かなという感じがする。楽しめばいいんだというより、勝たないといけないと言わないと、選手、球団がクエスチョンマークがつく雰囲気がつくとまずい。選手起用も気になりましたよ」とオープナーを使った采配を疑問視。

 これについては落合さんも「先発ピッチャーが困る。だいたい自分で何試合目で投げるという予測を立てて開幕に臨んでいくわけだから、それがしょっぱなから中継ぎが先発してというのは、じゃあ俺たちいつ投げればいいのかという感じになる。ちゃんとコミュニケーションができているかどうかと言うことなんでしょう。打順の組み方でも、選手を見ながら状態のいい選手を使うと言うけれど、ある程度固定しないと、打線は線だから、線にならなくなっちゃう」と持論を語った。

https://www.chunichi.co.jp/article/446450/