ロシア軍によるウクライナ侵攻が続く中で、4日(2022年4月)の
「めざまし8」は、プーチン大統領が甲状腺に病気を抱えているのではないか、
とするロシア独立系メディア「プロエクト」の報道を紹介し、同メディアの
ミハイル・ルビン副編集長を独自取材。さらにスタジオにも専門家を招いて
話を聞いた。

「我々は以前から、大統領の健康状態をオープンにする取材をしたかった。
ロシア政府は何より情報を隠しています」というルビン氏。プロエクトが
今月1日に公開した記事では、2016年以降、甲状腺疾患を診断する耳鼻咽喉科
医師がプーチン氏のもとを59回も訪れているほか、甲状腺がん専門医も
35回訪れているという。
https://www.j-cast.com/tv/images/2022/04/tv_20220404115616.jpg
「医師60人をリストアップ」など

「政府のすべての契約が載せられている資料から、病院とホテル間の
契約が見つかりました。このホテルは大統領が泊まった場所と期間が
一致しています。医師は内務省に所属する中央臨床病院の先生方である
ことがわかります」(ルビン氏)

「我々は以前から、大統領の健康状態をオープンにする取材をしたかった。
ロシア政府は何より情報を隠しています」というルビン氏。プロエクトが
今月1日に公開した記事では、2016年以降、甲状腺疾患を診断する耳鼻咽喉科
医師がプーチン氏のもとを59回も訪れているほか、甲状腺がん専門医も35回
訪れているという。

こうしたデータのほか、2020年に国立内分泌学医学研究センターのイワン・
デドフ所長との会談したプーチン氏が、甲状腺がんの問題に公然と関心を
示したことや、今年2月にプーチン氏がアゼルバイジャンのアリエフ大統領と
会談した際にコロナ対策として4メートルの巨大テーブルを用意したこと
などから、プロエクトではプーチン氏の健康不安説を報じている。

MCの谷原章介「感染症対策以外で、ここまで距離を取るというのは、
健康不安を悟られたくないというのがあるんでしょうか。

中村逸郎(筑波学院大学教授)「(悟られたくないというのは)あると思う。
プーチン大統領は最近、歩く姿が報道されていない。おかしいなと思った
のが2019年の大阪G20。みんなで大阪のワインで乾杯したが、その時プーチン
大統領だけはマイタンブラーを持ってきていて乾杯した。これはロシア国内でも
『なぜワインを飲まないんだろう』と物議をかもした。昨夜、モスクワに
住んでいる友人からメールが届いたが、ロシア国内でもプーチン氏の健康
不安説や、戦争が外国でどう報じられているか、ロシア国内でも読める
ようになってきている。ロシアでは兵士に与えられている携帯が家族にも
与えられているので、兵士に情報を伝えることができるようになっています」
https://www.j-cast.com/tv/2022/04/04434570.html?cx_recsOrder=1&;cx_recsWidget=articleBottom