沖縄県の玉城デニー知事を支持する女性団体の有志が立ち上げた「沖縄の輝く未来をつくる女性たちの会」は9日、玉城氏に9月11日投開票の知事選への2期目の立候補を要請した。玉城氏は「しっかり受け止め、要請に応えるよう家族と相談しながらしっかりと足場を固めていきたい」と答え、2期目へ意欲を示した。

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沖縄県の玉城デニー知事

 女性たちの会の狩俣信子代表は「就任以来、さまざまな難局を乗り越え、県民の命と暮らしを守り、誰ひとり取り残すことのない優しい社会の実現に向けて県政の重要課題、公約の実現に全力で取り組んでいる」と手腕を評価。「引き続き、県政運営のかじ取りを担っていただきたい」と求めた。

 関係者によると、玉城氏は5月15日の復帰の日以降に、立候補の意思を正式に表明したい考え。

 県政与党幹部は「女性たちの会の出馬要請を皮切りに、知事の2期目を待望する機運を高めていきたい。表明後、すぐに知事選の態勢へ入れるように準備を整えていく」と述べた。

(政経・山城響)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/940597