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2022/04/21(木) 05:42:30.08ID:RhErr8H1こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
外で働くことが好きな40代女性にぜひ紹介したい人がいるのです。国立大学を卒業後、地方公務員をしている細川将司さん(仮名、44歳)です。彼の結婚に求める条件は「共働き」のみ、とのこと。
「私は安定していると言われる職業に就いていますが、豊かな家庭を築くためにはそれぞれが外でも働いて稼ぐことが必要だと思っています。子どもは自然の成りゆきに任せたいです。この年齢なので、『自分の子が絶対欲しい』という気持ちはなく、シングルマザーの方も歓迎します。あまり若い方とは話が合わないかもしれないので、できれば同世代の女性と出会いたいです」
40代50代の未婚男性が「結婚したい」と急に言い出すとき、その一番の理由が「子どもが欲しいから」だったりします。そのため、自分よりはるかに若い女性との出会いを求めるのです。年の差婚をしている芸能人などとは住む世界が違うのに……。ちゃんと働いている男性に限ると、細川さんのように同世代との結婚を望む人はけっこう希少です。
僻地、会話、服装。真面目で優しい公務員が結婚できない3つの理由
以前から結婚願望があったという細川さん。なぜ現在に至るまで独身で恋人もいないのでしょうか。僕とマチコ先生の見立てでは大きく3つの原因があります。まずは住んでいる場所です。細川さんの勤務先と実家があるのでいわゆる山間部。過疎化が進んでおり、出会いが限られているのです。
フットワークのいい細川さん。コロナ禍前までは都会に出かけて外食をしたりイベントに参加したりもしていました。でも、恋人ではなく友人知人が増えるだけの結果に終わることが多かったようです。
「私は押しが弱いところがあり、飲み会などで『いいな』と思う人がいても恋愛関係にならなかったりしました。首都圏の女性との婚活パーティーに参加したこともあります。ありがたいことに『話がかみ合う!』とお互いに思える女性とマッチングをしたのですが、3か月ほど遠距離でお付き合いをしたら振られてしまいました」
この話に2つ目の原因が出てきます。「押しが弱い」ことですね。厳しい言い方をすれば、サービス精神が足りないのです。今回のインタビューでも一問一答になりがちで、細川さんのほうから会話を膨らませることがないように感じました。
長く付き合っていれば、面白さや優しさがジワジワと伝わってくるような男性でしょう。でも、短時間ではつかみどころがなく思われがちなタイプです。