ウクライナの前大統領ポロシェンコ氏がnews23の単独インタビューに応じ、かつて大統領選で争い政敵となったゼレンスキー大統領と協力してロシアのプーチン大統領に対抗する考えを明らかにしました。

ウクライナ ポロシェンコ前大統領
「我々の団結力は世界を驚かせた。いまは大統領も野党もない。我々の共通の敵に対し団結しなければならない。その敵とはプーチンだ」

ポロシェンコ氏は2014年からウクライナの大統領を務めていましたが、2019年の大統領選でゼレンスキー氏に敗れ、その後、ゼレンスキー氏の対ロ政策を批判するなど対立を深めてきました。

しかし、今回のロシアによる軍事侵攻を受けて、ポロシェンコ氏は、「プーチン大統領を共通の敵」と述べ、かつての対立を超えてゼレンスキー氏と協力しプーチン氏に対抗する考えを明らかにしました。

またポロシェンコ氏によりますと軍事侵攻の後、ゼレンスキー氏と面会したり手紙を書いたりするなどし「何をすべきかアドバイスをした」ということです。

さらに、日本によるロシアへの経済制裁について感謝の意を示した上で、軍事侵攻をとめるため「日本の肩を借りたい」と述べ、さらなる支援を求めました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/28283