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 大阪府貝塚市で中国産のたまねぎを国産と偽り販売したとして、78歳の男性が書類送検されました。

 食品表示法違反の疑いで10日書類送検されたのは、大阪府泉佐野市に住む農作物販売業の男性(78)です。

 男性(78)は去年1月と12月、貝塚市の園芸店で中国産のたまねぎを「和歌山県産」「北海道産」とうその表記をして2袋を1738円で販売した疑いが持たれています。

 おととし11月に大阪府が立ち入り調査をして産地偽装の疑いが発覚しました。

 警察によりますと男性(78)はおととし8月から今年2月までの間、中国産のたまねぎ約7トンを入荷していて、そのうち約6.8トンを国産として売ったと説明しているということです。

 調べに対し、男性(78)は「中国産のたまねぎなら安く仕入れられた」「中国産と表記すると10分の1も売れなかった」と容疑を認めているということです。

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