あおり運転が社会問題化する大きなきっかけとなった、5年前、東名高速で夫婦が死亡した事故でやり直しの裁判の判決が6日、言い渡されます。危険運転の罪が適用されるかが争点です。判決を前に、遺族がNNNの取材に応じ、悲痛な思いを語りました。

石橋和歩被告は2017年6月、東名高速で「あおり運転」で車を停止させるなどした上で後続のトラックに追突させ、萩山嘉久さんと妻の友香さんを死亡させたなどとして、危険運転致死傷の罪などに問われています。

一審の横浜地裁の裁判前の手続きに問題があったとして、ことし1月からやり直しの裁判が行われています。

6日の判決を前に遺族がNNNの取材に応じました。

嘉久さんの親族「(石橋被告は)言っていることが前回とぶれているところもあるし、基本的には反省していないと思う」「裁判が続いていくと過去をもう一回つらい気持ちに戻るものですから、早くけりをつけたいという気持ち」

判決は午後1時半から言い渡されます。

https://news.ntv.co.jp/category/society/535c62286f7540c7907e4f593f328bec