国土交通省近畿地方整備局大和川河川事務所は15日、大阪府河南町神山の千早川に、近くの運送業者の積み荷からボディーソープ約900キロが流入したと発表した。魚などへの影響は確認されていないという。

発表などによると、14日午後6時30分頃、川に大量の泡が浮いているのを見た住民が町に通報した。近くの運送業者の駐車場でボディーソープの原液を入れた容器がトラックの荷台から落ちて破損。原液が側溝に流入し、府道や千早川に流れ出たという。

 夜間の雨で泡の多くは流れたが、15日朝も一部が残ったままだった。近くの男性(77)は「川の水面から背丈を超える高さまで泡が盛り上がっていて驚いた。影響がなければいいが」と心配していた。

2022/06/16 07:10
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220615-OYT1T50250/