テレビ朝日の玉川徹氏が29日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。急増するアニサキス食中毒について言及した。

 番組では、寄生虫のアニサキスによる食中毒について取り上げた。元AKB48の板野友美がアニサキス食中毒にかかったことを明かしたが、最近急増していることを伝えた。 アニサキス食中毒を引き起こしやすい魚介は、特にサバが要注意で、ほかにイカ、アジなどでも起きやすいと説明。また、日本海側と太平洋側ではアニサキスの種類や生態が異なるため、太平洋側の魚の方がアニサキス食中毒を引き起こるリスクが高いという、専門家の意見を紹介した。

 これまでアニサキス食中毒3度経験しているというコメンテーターの務めるリディラバ代表・安部敏樹氏は「私も太平洋で釣ったサバでやられましたけど、基本的には回遊魚がリスク高いんですよ。太平洋側の回遊魚をまずは避ける」と自らの体験をまじえて説明した。

 アニサキスを体内に入れて食中毒になるかは体質にもよることも紹介。玉川氏は「(食中毒に)なる人とならない人がいるのはアレルギーだからです」と話すと、「多分、吉田類さんは、あれだけどこ行ってもしめさば食ってるのに、なってないってところみると、アレルギーないと」。東京などの酒場を巡るBS-TBSの長寿番組「酒場放浪記」に出演する吉田の名前を出すと、羽鳥アナは「体質によるのか」と妙に納得していた。

https://www.daily.co.jp/gossip/2022/06/29/0015426298.shtml