結婚のスタイルが多様化する今、人と比べたり、固定観念に縛られたりする必要なんてナシ! 数々の晩婚カップルや恋愛の形を取材してきたライターが教える、35歳からの大人婚活で自分らしい幸せな結婚を掴むための必勝ルールズ。
「婚活疲れ」という言葉があります。婚活には、自分で設定しない限り期限がありません。努力すれば報われるという保証もなく、自分ではなかなかコントロールできないのが「ご縁」なので、がんばっていても結果が出ないと心細くなってしまうもの。がんばる人ほど、この「婚活疲れ」になりやすいのです。

「35歳からの大人婚活こそ、素直がいちばん!」な理由

私が今まで取材した、アラフォー以上で成婚した方たちも皆、婚活中一度はこの婚活疲れに陥ったとおっしゃっていました。そこで今回は、婚活中に心折れないために心がけたいポイント4つをお伝えしたいと思います。

1. メリハリをつけて活動する
何にでもメリハリが必要。毎週末、1日にお見合いを3つ入れてがんばっているとしたら、月に一度は自分のための完全オフ日を作るとか。心や体力に余裕がなくなってくると、お見合い相手の些細な言動や、相手から連絡が来ないなど、小さなことで心が折れてしまいがち。短期決戦の婚活を狙っていたとしても、「ちょっと疲れてきたな」と思ったら、根を詰めすぎず、好きなことをして楽しむ時間を大切に。

2. 疲れたら一旦休むことに罪悪感を覚えない
1と似ていますが、いろんな人と会ってもなかなか進展が見えなかったり、お付き合いしても別れてしまったり。婚活がストレスになってしまったら、思い切って一旦中休みを。今まで取材した方たちも、3年くらいの活動の間、半年ほど休むなど、皆さん疲れたら無理をせずに結婚紹介所を休会したりしていました。

年齢的に焦る気持ちがあったとしても、大事なことだからこそ休むことを恐れないで。大事なことを決めるときは、心が元気なときに。これは婚活だけじゃなく、人生の鉄則ですよ。

3. マッチングしないのはご縁がないだけだと捉える
いいなと思った人と交際成立しないと、「私に魅力がないのかな」と落ち込んで来ますよね。だけど結婚ってご縁とタイミング。そしてスピードよりも大切なのは、自分にとって大切な相手と結ばれること。大勢の人に好かれなくても、最終的にたったひとりの運命の相手に出会えればいいのです。

だから、もしデートや交際をお断りされたとしても、LINEが急に音信不通になったとしても。自分の魅力のせいにしていちいち落ち込まないこと。誰かにとってはあなたが合わなかっただけで、合う相手を探せばいいだけなのです。

自分に置き換えてみても、世間的にはイケメンと言われる男性なのにどうしても好きになれないこともあるし、性格はいいけど異性として見られない相手って居るでしょう。相手にとっても同じこと。上手く行かないのはあなたに魅力がないのではなくて、その相手とはご縁がなかった、と捉えてみてください。そうすると上手く行かなかった相手に執着することもなくなり、婚活疲れを防げます。