5日までの雨の影響で、「四国の水がめ」とも呼ばれる早明浦ダムの貯水率が、5割近くにまで回復した。

四国地方整備局によると、大川村の早明浦ダムの貯水率は、7月3日の29.3%から、6日の午後3時時点で48.9%にまで回復した。

渇水のため、2週間ほど前から湖面に姿を現していた大川村の旧役場の屋根は、5日までの大雨の影響で、再び、水中へと姿を隠した。

早明浦ダムの上流地点の雨量は、6日午前11時までに約168ミリで、貯水率が5割近くにまで回復したが、例年に比べると、いまだに4割ほど少ない状況だという。

四国地方整備局は、一定の回復はしたものの、楽観視はできない状態だとしている。

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