0001きつねうどん ★
2022/07/22(金) 08:11:41.65ID:CAP_USER「『金的なしルール』は大男に有利なんです」
「はっきり言います。過激な組手にすることを目的にしているわけではありません。基本コンセプトは護身。相手を倒すことではなく、顔面や金的に攻防技術を習得し、それで競い合うことを目的にしています」(国際空手道連盟極真会館浜井派会長・浜井識安氏)
浜井氏が教える「極真護身空手道」では多くの格闘技でタブー視されている金的攻撃も、護身技術で競い合うために必要だから取り入れたのだという。
「顔面攻撃だけでは身長差、リーチ差を埋められません。K-1で活躍したセミー・シュルトという選手がいます。彼の身長は212cm。小さい人間では急所の顔面に蹴りや突きが届きません。かといってヘビィ級の彼をボディブローやキックで倒すことも難しい。つまり、金的を攻撃してはいけないというルールは大男に有利なんです。
では金的がありだとどうか。セミー・シュルトぐらいの身長だと、組み付いたらちょうど目の前に金玉があり、殴りやすい(笑)。さらに言えば、小学校高学年で体格のいい男の子が思いきり殴れば、セミー・シュルトでも倒せるかもしれない。中学生だったら間違いなく倒れます。
ですから、金的を有効にすれば小柄な選手や子供、女性でも大柄な選手相手に戦える。むしろ小柄な方が有利になるかもしれないという思いもあり金的を取り入れました」
とはいえ、頭部への攻撃が脳挫傷を引き起こし、選手が命を落とす痛ましい事故が定期的に起こる。金的への攻撃にしても睾丸がつぶれれば悶絶するだけではすまないだろう。急所への攻撃が可能なルールは危険に思える。だが、浜井氏は安全性にも配慮していると力説する。
つづき
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/97616