一年で最も暑いとされる二十四節気の「大暑」にあたる23日、大阪市の天王寺動物園で、ホッキョクグマの親子にリンゴ入りの氷柱(縦24センチ、横29センチ、高さ41センチ)がプレゼントされた。新型コロナウイルスの影響で2020年、21年は休園日に行われ、来園者が見学できるのは3年ぶり。

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リンゴ入りの氷柱をかじるイッちゃん(大阪市の天王寺動物園で)=原田拓未撮影

 この日は午前9時半の開園と同時に大勢の人がホッキョクグマ舎の周りに人垣を作った。母グマの「イッちゃん」(8歳)は水中で上手に氷を解かしてリンゴを頬張り、雌の「ホウちゃん」(1歳)も、リンゴを取り出そうと抱えたり転がしたりしていた。

 家族で訪れた堺市の6歳と3歳の姉妹は「おいしそう。私たちもかき氷がほしくなった」とはしゃいでいた。

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