https://www.sankei.com/resizer/T4w_n7hr-PRKlR9JwiyHcDEE4VQ=/0x224/smart/filters:quality(70)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/UVSC25DFOBLRTMYYFAT3UZZVOE.jpg
兵庫県明石市の泉房穂市長

兵庫県明石市の泉房穂市長(58)に対し、殺害予告があったことが27日、関係者への取材で分かった。泉氏は同日、市役所で記者会見し、詳細を説明する方針。

関係者によると、「8月までに辞めなければ、泉氏を殺害する」という内容のメールが、ほかの自治体に届いたという。泉氏は27日朝、自身のツイッターに「昨夜、あることがあったことの連絡があった。それを受け、本日午前中にも記者会見をする予定。現時点では、これ以上のことは言えないが、黙っておくわけにもいかない」などと投稿した。

泉氏はツイッターのフォロワーが30万人を超える。発信力とともに子育て政策などで評価が高く、子育て世帯の市への呼び込みなどで成果を挙げている。

一方、周囲からは「独裁的だ」との声があり、今年3月に副市長2人がいずれも任期途中で退任する事態も。2月には自身のツイッターで、個別の企業の法人市民税額を勝手に公開したとして市議会が調査特別委員会(百条委員会)を設置。市議会は先月、地方税法で禁じる「秘密の漏洩(ろうえい)に当たる疑いが強い」とした調査報告書を賛成多数で可決した。

https://www.sankei.com/article/20220727-FEKZSPBOSRO63F2I7R3X2XYJLU/