シマシマ塗装採用で話題
 ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは、ドイツのコンドル航空が単通路新型旅客機として同社の「A320neoファミリー」を選定したと発表しました。コンドル航空は2022年、全面「シマシマ模様」のストライプ塗装の導入を決定し、世界の航空ファンの話題をさらいました。今回の新機材導入発表でも、「シマシマのA320neo」のイメージ画像が公開されています。

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コンドル航空のエアバスA320neoのイメージ(画像:エアバス)。

 コンドル航空では「A320neoファミリー」をリースと自社購入あわせて41機予定とのこと。これらの機体はプラット・アンド・ホイットニー社製エンジンを装備します。エアバスによると、コンドル航空ではより大型のA330neoを導入しており、高い共通性をもつA320neo導入で、経済的な利点がもたらされるとのこと。なお、同社はヨーロッパ圏内の近距離路線で20年以上在来型のA320を運航しています。新導入するA320neoはエアバスの革新的客室「Airspace」を備え、従来機より快適性の向上が図られているとのことです。

 ちなみに、話題となったシマシマデザインの採用についてコンドル航空は、旅行会社傘下からスタートしたレジャー路線特化型の航空会社であることから、“夏の休暇”を表現したものとしており、パラソルやバスタオルなどの柄から着想を得たものとしています。
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