立憲民主党の泉代表は5日の会見で、「国会を開かない岸田首相と、国会に来ないガーシー氏は同じようなことではないか」と、臨時国会を3日間の会期内で閉じる岸田首相を皮肉った。

立憲民主党など野党側は、新型コロナや物価高、安倍元首相の国葬、旧統一協会問題などを巡り国会の会期延長を求めてきたが、与党側は拒否し、閉会中審査に応じることとしている。

一方、7月の参議院選挙で初当選したNHK党のガーシー参議院議員は、UAE=アラブ首長国連邦に滞在しており、臨時国会に欠席している。

泉代表は「戦後最大級の難局といいながら国会をあっさり閉じる」と指摘した上で、岸田首相とガーシー議員について「国会軽視ということについては同種ではないかと」と批判、「国会をもっと重要視してもらいたい」と強調した。

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