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こ、これは…何?(フェイスブックから)

 世界では今でも新しい生物が発見されることがある。

 南太平洋パプアニューギニアのニューアイルランド州の沖合で先日、これまで目撃されたことのない生物をダイバーが発見。写真を撮ってSNSに投稿すると、すぐに話題になった。

 泳ぐスピードが速く、サッカーボールよりも少し大きい生物は「新種のクラゲではないか」というのが海洋生物学者の見立てであるが、豪州でクラゲを研究している豪クラゲ刺傷情報室のリサ・アン・ガーシュイン室長はこう話す。

「1997年に豪州のグレートバリアリーフで1度だけ目撃されたものに似ています。当時のクラゲはブリスベン市のクイーンズランド博物館に保管されていますが、今回発見されたクラゲはより大きく、さらに模様も少し違うようです」

 25年ぶりに発見されたクラゲの可能性もあるし、「新種のクラゲ」かもしれないと専門家の間でも意見が割れている。同室長は今後、論文を発表するという。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309492